2016年10月22日土曜日

初心に戻って基本から。

 今日は日本シリーズ開幕だね。
夕食を食べてモモ達と遊びながらその試合を見ていた。日本ハムの大谷も凄いけどやっぱり広島の野球は見ていても野球らしい。東京の打つしか能のない球団なんて勝ち目はないね。

 大谷から1死1,3塁と攻めて次のバッターには2度、セフティースクイズ。2度とも1塁線ファウルになり失敗はしたけど相手が考えてしまう野球だよね。
 僕らはそんな野球が見たい。視聴率ガタ落ちの打つだけの野球は見たくないね。
その伏線が有ったのだろう。その8番バッターは三振したが、今度はその時に1塁ランナーがスタート。そしてすぐに止まった。キャッチは三振で2死だし盗塁を刺せば3アウトに成る。でも日ハムも何かサインプレーはしていたんだろうね。キャッチの送球も低いし、ショート寄りにそれた。それを見て3塁ランナーがホームへ。良いボールがショートに渡って1塁へ投げたとしても1塁手は動けない中田だし、投げた瞬間にスタートするだろうね。

 僕が監督を任せてもらって始めた頃はこんな走塁練習も良くしていた。サインを決めて突っ込んだりフェイントかけたり。でも守備側の練習はもっと難しい。決めてかかった方がいい。バント、バントエンドラン。とにかく前にランナーを進める事、一つ先の塁を狙う走塁。セフティースクイズもそんな頃から必死に狙っていた。打てない打線の時はこんな練習ばかりしていた。

 そんな初心に戻って今日からまた練習。4年生達も入って新チームを見据えながらの練習。
キャッチボールでも投げ方の気に成る子が数人。。ストップがかかっているユウトは今日はランニング、ダッシュ中心。そうならない様にしっかりチェックして直して行きたい。5年生のマサトも腰が回らない。ユメトも先に左足が開く。

 キャッチボールを終えてから今度は走塁練習。ピッチャーはカツミとヒロトでキャッチはリュウガにやらせた。リュウガはプレーの中でまだ先の事が見えていない。一つのプレーで切れてしまう。けれどもリュウガのバネと上体の強さ。ボールの速さだけなら5年生達にも負けないだろう。
コントロールは別だが盗塁練習の中でもダイレクトに投げる事も出来る。フットワークが出来たら俊足のキャッチも面白い。
 二盗三盗、エンドランを想定した走塁練習。今日は1,3塁はやらなかったがそんな練習もしっかり入れて行きたい。

 守備練習の前に全員に「どこ守りたい?」と聞いた。意外だったのがカツミのショート。良く動けていたし送球ミスも無かった。ショートの時は少しクウォーター気味に腕を振る。いいボールがファーストに行っていた。ピッチャーでのコントロールもそこにヒントが有るよ。首も振れていない。

 そしてバント練習。今日もネクストの者にはボールの判定もさせた。大体子供達が投げてるから緩いボールが多いけど試合でどれだけ出来るかは未知数。
これはトスバッティングも一緒。そんな中で一番印象に着いたのがリュウガのスイング。素振りで見る限りとても良く振れている。スイングスピードも速い。これなら詰まっても外野までは持って行ける。本当は低い打球が欲しいけれども。多分、かなりお家で振っているだろうね。左で振るスイングも良かった。
 リュウガはトスやフリーではまだまだ完璧なミートには成っていないが、これなら、と思わせてくれるスイングだよ。 ハルトも小さく良く振れている。多分ミート率は一番高いだろうね。ソウイチロウも僕らが投げるそこそこのボールには大体着いて来れる。いい打球も飛ぶ。でももっとコンパクトに振れるように成って欲しい。

 カツミも良く振り、走り込んでいるだろう。それは見れば解るね。フリーでもミートに徹しろ、と言った。打球も低く成って来ていた。ピッチングは骨折が直ってから始めたばかりだからね。まだ3か月ほど。これからも努力続けて行けばまだまだ伸びるよ。

 フリーの間にケイジロウとブンペイの投球練習。ケイジロウはまだボールを上手く握れていない。ある程度投げ込むと力みが無くなるのか安定はしてくる。ブンペイは左足が開かないのがいい。ブルペンではコントロールも良かった。でもね、今無理はしない。投げすぎは絶対禁物。特に新チームの4,5年生はオーバーワークに成らない様に徹底して球数を抑えていきたい。

 最後の1時間半ぐらいはランナーを着けてのバント、守備の実戦練習。その後はエンドランの練習もした。まだまだ4年生は難しいだろうがバントはまずまず。
目指すところはまだまだ先。しっかり練習して行こう。

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