2018年4月15日日曜日

雨上がりのリーグ戦3試合。

 昨夜からやっぱり雨。マーキュリー達に5時前には起こされたが外は雨の音。それでも小降りには成って来ていた。予報は9時頃には上がる見込みの様だ。神戸でのリーグ戦は少し遅らせても11時ぐらいにスタート出来たら、何とか3試合は出来るだろうと昨日からそのつもりで監督にもお願いしていた。

 6時過ぎには小雨に成りグランドの状態も水溜まりはベース付近のみで予想以上にコンディションは良かった。このまま小降りで雨が上がって行ってくれたら9時半頃に集合して11時スタートも充分可能だろう。榊原さん高岡さんにも11時スタートで連絡も入れた。
 そして9時半前にグランドに行くと子供達は水抜きをほぼ終えてくれている。コートの準備も皆さんで続けてくれている。昨日に砂も入ったし少しベース付近に砂を入れたぐらいで予想以上に早く準備も出来た。高岡さんも榊原さんも、もうアップを始めている。予定よりも早く開始も出来そうだ。

 試合開始を10時40分に決めてその通りに第一試合が始まった。それにしても今日は寒かったね。風も冷たい。次の試合に準備する子供達も上着を着ている。このまま寒いままでは風邪を引くと思ったので、一旦家に帰って冬場に来ている上着を取りに戻った。

 午後からの高岡さんとの試合。神戸は1番キャッチのブンペイ以外は全員5年生でスタメン。ブンペイのレフトへのヒットから3番ハルトのレフト越え、5番のコウヤもレフトへ上手いバッティング。ユウスケはセンター前タイムリー。ユウスケはまだ投げるのも打つのも強く早くは出来ないが、去年のAチームに合流した頃から考えると凄い進歩だよ。ユウト13も左中間、打者15人の攻撃。5年生達も力が着いて来たなあ、と感じる。
 2回にも打者12人。1,2回で四球をもらったのは2個だけ。それだけ積極的に振って来れたと言う事だろう。

 先発したコウヤは大量点が有るのにストライクが入らない。初回3四死球で満塁と成ってソウマに交代した。コウヤは上体が動き過ぎだろうね。去年に良かった時は後ろのトップが大体決まっていて肩が上手く回り上体のブレは少なかった。これからしっかりフォームチェックだよ。
 代わったソウマは1死満塁を抑えたが、続く2回は4四球とストライクが入らなくなる。ソウマも良い時は両肩が大体水平で回って来る。力みだすと前の肩が前に落ちて来る。高低に外れるボールが多く成り手先でコントロールしようとしていたね。

 3、4回はエイトが投げたが、フォームがまだだね。前の肩が大きく開いて行くのでボールは右バッターの後ろへ大きく外れる。これもバッティングと一緒。バッティングでも力みが見えて全部ボール球を振りに行っているスイングだね。今日はいい経験をさせてもらったんだから次にチャンスが有ったら少しでも修正して行こう。

 今日はこの試合で他に気付いた事。エイト1塁ランナーでコウヤの打球はセカンドゴロ。普通ならDPだろうがエイトは守備機会をしようとする二塁手と接触した様だね。その時には捕球していたようだからタッチと認められればファーストへの送球も良かったしDPだ。ただ主審が協議してエイトの守備妨害を取り、エイトはアウト。守備妨害を取ったらボールデッドで、バッターランナーは普通はこの時、1塁に残る。ただ、その打球を普通にプレーすればDPが捕れるのを妨害したと判断されたらそれは両方ともアウトと成る。よね、確か。コウヤもこの時アウトに成った。まだ捕球していなくても守備機会をしようとする選手に当たっても守備妨害と成る。そうならない様に、これはしっかり覚えて欲しい。

 もう一つ、ユウタは三振したがキャッチはボールを落としている。2アウトだし振り逃げが出来るのに走ろうとせず審判に礼をして3.3mのダートサークルを出てしまった。キャッチが落としているのを見なかったのかな。お礼も大事だが、まだプレーが続いていたんだよ。またベンチの子供達も何も言わなかった。得点差が有るからいいや、、とは違うだろう。プレーに集中して欲しい。手を抜かないで欲しい。ベンチにいた6年生達は5年生達にしっかり声を出してくれていたかな?そうは見えなかった。榊原さんとの試合ではベンチからも声が良く出ていたけどね。

 この後の榊原さんとの試合でも榊原の選手達は神戸に勝とう、勝ちたい、と言う気持ちが選手達から伝わって来ていた。昨日にも少し書いたけれども高岡さんも今の力のレベルで、皆一生懸命だよ。点差が着いても決して気持ちを抜いては行けない。相手もそんな試合はしたく無いはずだ。そんな悔しい思いを繰り返して練習して、そして強く成って来る。それがフェアプレーだよ。

 10年以上前に僕が監督として初めて預かったチームは秋口からの新チームへ向けての練習。新6年生は3人しかいない。他は5年生。そして春にはエースがヒジを壊し1年間6年2人で、本当にいい経験をさせてもらった。何をするのも試合でも何とか1点を取るのに必死だった。あの時、津リーグでは無敵で総ナメされていた栗葉さんに秋のマックの予選が終わった頃に、練習試合をお願いした。その時に栗葉さんはエースが投げてくれたんだよ。嬉しかったね。殆どが5年生で相手は労金県大会でも優勝したチーム。野球のレベルで言えば歯が立たないレベルにも遠い。それでも練習風景などもしっかり勉強させてもらって翌年にはそのチームは本当に強く成った。

 どんな時でも試合でも礼儀を守り、おごる事無く一生懸命で有って欲しい。またあのチームと試合をやりたい、と思ってもらえるチームで有って欲しい。

 そして榊原さんとの試合。ユウト8を3塁に置いてケイジロウのレフト前のタイムリーで先制。ケイジロウは低目の抜かれたボールでも右腰が残ってボールを拾える巧さが有る。中々これが出来る子は少ない。そのタイムリーも低目のボールを上手く合わせた。
 2回にはユウスケが3塁から9番に入ったハルトのスクイズで2点目。3回にはユウト1、ブンペイを2,3塁に置いて2死からコウセイがレフト前へ大きな2点タイムリー。1点を返され4,5,6回と凡退するイヤな展開から7回にはまた2死から今度はリョウセイが貴重な右中間タイムリー。その後にWPも有り7回に2点追加をした。4、5番の両脇を打つリョウセイ、コウセイの2死からのタイムリーがこの試合では特に良かったと思う。これがチーム力だね。

 先発したケイジロウは独特の間合いで3回まで無失点。それでも四死球が多かったかな。4回から代わったリョウセイが先頭に四球の後、エンドランで3塁線を抜かれて1失点。5回も先頭を四球で出したが後続は良く抑えた。
 6,7回と投げたユウト1。6回は速いボールは殆どストライクだった様に思うね。低目のいいコースに決まっていた。少しヒジは下がっているがこれならまだ良いだろう。ただ抜いたボールは小手先だけの投げ方に成っているので投げ方も変わるしコントロール出来ていなかった。スローボールも良いが7分ぐらいで同じフォームで低目にストライクを取るボールを習得して欲しいと思う。県大会までに少しでも調整して行こう。

 今日の朝方のお天気の状態から皆さんのお蔭で今日のリーグ戦を消化する事が出来ました。相変わらずグランドの水はけは素晴らしい。皆さんのご協力もありがとうございました。今日の他会場は家城Gは中止。オオタカは高茶屋小に会場変更して進めてくれたようです。来週のリーグ戦は県大会前の試合に成ります。またベストでいいゲームが出来る様に頑張って行こう。

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