2018年1月7日日曜日

ベルカップとM1カップ。

 年が明けて2回目の早朝のグランド。
今日はAチームはM1カップ参加。そして新チームはベルカップの2日目。
両方に参加するには5年生のチーム分けが必要に成るので、それぞれ4人ずつ6年生チームと新チームに分かれて参加した。今日はM1は口野監督、ベルカップは清水コーチにお願いして僕も一緒にベルカップへ。

 新チームの集合時間は6時15分だったが、すでにAチームは出発している。そこから松阪の阪内川の野球場まで、早朝でも有るし30分ぐらいで到着し、球場の鍵が開くまで少し待った。まだ7時前、陽射しも届かない。マジ寒かったね。数年前のベルカップ2日目も8時半開始の試合だった。グランドは霜柱が立ってガチガチだった。今日のグランドは砂の状態が良いのかそこまでは成っていなかった。

 アップしてキャッチボール、そしてノック。子供達はみんな元気でヤル気一杯の様だ。チームベストでは無くてもミスのないいい試合を期待したい。
先発はコウヤで何とか立ち上がりを無難にと思っていたが、初回先頭に四球。右バッターにはコウヤは身体が開いて外に高く外れるボールが多く成る。コウセイにも徹底してインコースを意識させろ、と言ったが中々修整出来ない。

 まだキャッチに成れないコウセイのリードもキャッチングも送球も仕方ないだろう。これからしっかり練習をすれば良いんだよ。とにかく声が出るのが一番なんだから。
この後、詰まった打球がセンター前に落ち、3番にレフト線を越され1点、4番にはショート前にスクイズ。ランナーはスタートしていたからグラブトスしても、とても間に合わない。ここもキャッチ、内野の連携確認が足らなかった。野選に成り、続くライトゴロはユウスケと重なったのかライトからの送球が少し低いワンバウンド。リクトは捕れない。この後、この2人のランナーがWP、パスボールで返ってしまう。
 ここも今日のチームの中ではポイントだった。でもこれを課題にして強く成ればいい。

 2回は三者凡退に抑え3回も2死まで来たが4番に左中間を抜かれHR。でもコウヤが打たれた打球でヒットらしいのはこのHRと初回のレフト線だけだよ。この後も死球、盗塁、WPが重なりミスで失点。これで6失点。

 4回からリョウセイに交代。次の5回に1死からセンター前ヒットの後、盗塁で1死2塁からバッターはサード小フライ。サードが捕って戻ろうとしているセカンドへ投げたが、セカンドはまだベースに入っていない。戻るランナーと重ならない様に少しセンター寄りに投げたと思うがこのボールが抜けて行く。センターもカバーに入っていない。これで7点目のランナーが帰りコールドと成ってしまった。このプレーはベストメンバーの時でも起こりえる事。しっかり教訓にして欲しい。

 今日の打線を見て、一番に思った事。まずバットが振れていないね。どの子もヘッドスピードが全然出ていない。寒さも有るかも知れない。これでは打球は飛んで行かない。
上体が前に動いて腕だけのスイング。内野ゴロが多い。納得出来るようなフルスイングの三振も無く、さして早くもないピッチャーにまともなヒットはユウタのセンター前だけだった。

 試合を終えてその内容に涙する子も見える。それなら自分の弱いところはしっかり解ったハズだから、少しずつ取り組んで行けば良いんだよ。みんなに試合の反省をして、この後に頼めば練習試合も対応してくれるだろう。子供達に聞いた。
「まだ試合やりたいか?帰って練習でもいいぞ。」
みんなが試合やりたい、と言う。やっぱりね。でもやりたいならもっと気持ちを出すプレーを見せて欲しい。

 練習試合のお願いをして、この後桂瀬のソフトボール場へ移動。
松尾さんが試合の段取りをしてくれていた。いつもありがとうございます。
10時過ぎに着いて、すぐに第2試合に入れてくれた。

 松尾さんとの試合はユウタで先発。キャッチはハヤト。ここはバックネットが近いので抜けてもホームは狙いにくいが2回にセンター前に落ちるポテンヒットから盗塁、WPで1失点。3回はランナーを3塁に置いて5番に左中間を抜かれて2点目を失点したが打たれたいい当りの安打はこれだけだった。

 打線は初回に四球から盗塁、WPで1点先制。2回にも四球から1点、3回はリクトのセンターへのヒットからミスがらみで1点。4回にも相手のミスからランナーが出て1点。全てミスがらみからの得点。照らし返せばミスが明らかに勝敗を決めると言う事だ。それにしてもいい打球が少ない。

 午後からの試合は旭ヶ丘さん。いつも上級生の少ないチーム構成ながら中軸をしっかり鍛えて脇役も基本のプレーに徹しているチームだ。
リクトの先発で始まったが先頭にファーストミスでランナーが出て三遊間の打球はファースト間に合わない。無死2,3塁から3番にスクイズだったが、ここも野選で1アウトも取れない。内野、キャッチの判断、連携するプレーが出来ていない。四球、6番にはレフト越え、四球、センター前タイムリーなどで4失点。前進守備で詰まったフライが内外野の間に落ちる、、と言うよりそこまで返されている、と印象の方が僕は強く感じた。このイニングもまともなヒットはレフト越えの打球ぐらいだ。ちゃんとアウトに出来るハズの打球が沢山有る。

 打線は2回に2死からリョウセイのヒット、内野ミス、ユウトのヒット、そして9番に入ったエイトのライト線3塁打、ソウマの左中間2塁打などで4点を返し同点。中でもエイトは上体が突っ込んでは行くが良くバットは回って行く。少々振り遅れのタイミングでもヘッドが振り切れているので打球が飛んで行く。ソウマもライナーのいい打球だった。

 2回からはピッチャー、リョウセイに交代。5回までランナーを出しながらも良く踏ん張っていたが、やっとスクイズで1点勝ち越した6回、その裏にミスのランナーを出し、盗塁、センター前タイムリーで同点に追い付かれ引き分けと成った。この試合も5失点の内、殆どがミスのランナーを出しての失点だ。
 ベストのチームで無いとは言え、弱いところは一杯見えた今日の試合だった。これも今日の教訓の大きな一つ。無駄にせずに次は少しでも良く成る様に練習に取り組んで欲しい。

 2試合目の練習試合が終わる頃にはM1カップの試合結果も入って来た。2試合目に惜しくも敗れた様だね。3年振りのM1カップ。来年も出れる様に新チームは今日の課題をしっかり目標において頑張って行って欲しい。

 ご父兄の皆さまにはこの寒い中にも沢山の応援、ご協力を頂き有り難うございました。
6年生は卒団までもう少し。新チームのお手伝いでも良いので卒団までしっかり身体作りをしてくれれば、と思います。新チームは課題一杯。
 今後とも、皆さまよろしくお願いします。

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