2016年12月3日土曜日

有楫インプルーヴ、ナイスゲームと懐かしいOB会。

 今日は有楫インプルーヴ選手権。毎年楽しみにしているインパルスさんの大会だ。
6時40分には神戸を出て1時間弱で駐車場には着いた。今日は本当に暖かい。
例年ならアンダーシャツも2枚は着ている頃だ。手袋も。今年はそれが要らない。沢山のチームも集まって来て馴染みの監督さんらと話もしていた。その顔ぶれも変わって来ている。伊勢、鳥羽でもチーム統合の所が色々有るようだね。

 開会式も手作り感の有る雰囲気で、一つのチームが主体でずっと続けているのがとっても素晴らしいと思うね。代が変り監督が代わられてもチームとしてやり続けている。僕達も神戸の大会を出来る限り続けて行きたいと思うね。

 開会式を終えて試合会場の大仏山球場へ。こんな球場でやらせて貰えるのも本当に有りがたい。先の試合の志摩さんと中島ドリームさんのアップが始まって神戸の子達も奥の外野でアップを始めた。先月の秋季大会決勝で志摩さんには敗れているだけに何とかリベンジしたい。それにはまず一つ勝たなければいけない。

 2試合目の先発は秋季大会で投げれなかったヒロトと決めていたので、1試合目の鳥羽さんとの試合はカツミに決めた。後半はまだまだ不安は残るがマナヤでいい。打線で言えば強引なスイングが変らないマナヤは外した。湖北の大会からずっとサード、ショートゴロだからね。突っ込みグセが直らないリュウガも。特に2人は試合の中でももっと周りの状況を見て何がベストか考える事も覚えて欲しい。途中代打で出したマナヤはアウトカウントが解っていない。リュウガもセンターではキャッチの構えも見えるはず。もっと考えてポジショニングして欲しい。バッターボックスでも同じだよ。

 先発したカツミは5回までで4四球。その内2人はホームに帰っている。1回は2死から4番にそのランナーを返され、4回は内野安打のランナーをレフト越えの3塁打で返されなお一死3塁。ハヤトはこの時、集中出来ていたかな。その前にはセカンドへの送球もズレて盗塁も許していた。一死3塁で考えるのはスクイズ。三塁への牽制も入れない。そして初球緩いボールで入る。難なくスクイズを決められる。ハヤトには言ったよ。バッテリーには今まで何度も言ってるよ。まず様子を見なさいと。攻めるならバントしにくい速いボールだよ、と。

 そして5回には2死から四球のランナーをレフト越えで返され同点に成ってしまった。
攻撃では1回にハヤトのライト線2塁打からカツミの打球は当り損ないの1塁線の小フライ。これが相手のミスを誘ってラッキーな得点。カツミはこの時すぐに走らなかったね。基本を忘れたらダメだよ。2回に6番に打順を下げて打たそうと思ったソウイチロウがレフト越えの2塁打。ハルキにバントをさせたらプッシュ気味にセカンドまで転がり内野安打で1,3塁。狙って出来たならナイスバントだよ!

 ところがこの後が全く続かない。WPで1点もらっただけで後の3アウトは全部三振。特にマサトは全く合っていない。2ストライク取られるとボールを追っかけている。これはリュウガも一緒だよ。それでは当たらない。3回にはハヤトの四球からカツミがお手本通りの右中間を抜く低い打球で3点目。ところがこの無死2塁からバント失敗もあり、進める事が出来ない。ここが本当に弱いところだよ。4回には2死3塁からこれもWPで1点もらっただけ。同点のまま時間切れ間近の6回に入った。

 先頭は先の回から守備に入ったアツキ。アツキはここで四球を選んでくれた。このゲーム、一番大きな四球だよ。代走にリュウガ。盗塁を決めてコウセイは送りバントをしっかり決めてくれた。1死3塁でハルト。ここもハルトは完璧に1塁線にセフティーを決めてくれたね。やっとこれで1点勝ち越し。そしてその裏はピッチャーはマナヤに交代。1死後、ヒットと四球で2死2,3塁まで攻められたが何とか守り切った。勝てたとは言え苦しい試合。足元を救われても仕方の無い試合内容だった。

 そして次は志摩さん。ヒロトで行けるところまで行こう。もう最後の大きな大会だしいいピッチングで終えて欲しい。そう願っていた。
1回、2死から3番の左バッターに1塁線を抜かれる。カツミの脇も甘かったが、ライトのマナヤも抜けてしまってHR。中継も3塁方向へ帰って来ていた。真っ直ぐカツミに戻って来ていたらアウトに取れるタイミングだよ。

 1点先制されたその裏、2死からハヤト四球。強肩のキャッチなのでそうは盗塁かけれない。カツミには3球目エンドラン。レフト前ヒット、マナヤは四球で2死満塁と成ってソウイチロウ。ソウイチロウも四球を選んでこれもラッキーな押し出し1点。先の試合から全く合っていなかったヒロトには3塁線を狙わせたが打球は転がらずキャッチゴロ。打たせても良かったがヒットを打てる確率とバントを決めれる確率を考えたら選択には悔いはない。

 志摩さんのピッチャーも変わり2回からは投手戦。ヒロトはこの後、7回まで2安打のみ。死球は一つ有ったが無四球で抑えてくれた。初球の入り方も少し抜いたボールが効果的だった。ハヤトのこの試合の配球に着いて言えば何も言う事は無いね。あえて言うならインハイのボールをもう少し使っても良かったかな、と思うぐらい。ヒロトも最後まで球速もスタミナもメンタルも落ちなかった。

 打線は2回以降、ヒロトのレフトオーバーとカツミのセンター前だけ。一番残念だったのはカツミもその後四球で出たマナヤも左ピッチャーの牽制でアウト2つ。ベンチからも何度も見ているハズ。リードも限りなく小さいのに。この辺りは経験不足かもしれない。3度、4度と牽制をしているんだから、少し注意すれば防げるハズだよ。

 そして同点のまま、7回裏。それも2死ランナー無し。ここからコウセイがセンター前に返し1塁。ここまで全く合っていないマサトには引っ張る事だけ考えろ!とタイムを取って告げた。マサトはその通りにライト線へ返してくれて1,2塁。本当は低い打球で抜いて欲しかったけどね。
そして1番リュウガ。リュウガはこの時、頭の中は整理出来ていたかな?これからの1番バッターに育って欲しいし代える気も無かった。追い込まれるまでバットは振らない。最後に外のボールを追いかけて空振り。難しいしプレッシャーも有るだろう。でも2球目、3球目はしっかり振って欲しかった。結果を考えずもっと思い切ってやろう。これからもっと覚えて強く成って1番バッターに育って欲しい。

 90分の7イニング、1-1の同点で引き分け。監督同士の抽選に成った。
皆さんや子供達には申し訳無かったけど、ジャンケンには勝ったけどクジで負けちゃったよ。でも秋季大会で惨敗した志摩さんにバックも良く守った試合だったからね。ちゃんとやればこんな試合が出来る。みんな自信を持って欲しい。

 そして今夜は10年前のご父兄が集まってくれて、とっても懐かしい嬉しいOB会。大仏山を先に急いで後にして家に帰り、モモとマーキュリーのお散歩とご飯を済ませて少ししたら、もう成人式も今年終えたその時の卒団生が車を運転し、お父さんと一緒に家に迎えに来てくれたよ。嬉しいなあ。

この世代の人達とは6年前ぐらいにも子供達も一緒に集まってくれた。それ以来お会いしていないお父さん方も今夜は来てくれた。2年前の全国大会の時も皆さんには大変お世話に成った。でも年月は経つ。白い髪が皆さん増えて来たね。少しメタボが心配な人も。。
 皆さんとの数時間、本当に楽しい時間でした。皆さん、これからもお身体大事にして健康第一で過ごして下さいね。今夜はまた沢山の元気をもらいました。
 皆さん、本当にありがとうございました!これからも頑張て行きます!

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