2016年11月26日土曜日

気持はプレーにつながる。ソウイチロウのHR

 今日は湖北さんの大会二日目。
朝7時半出発の予定だったがインフルエンザで棄権したチームが出て一つ試合が前倒しに成った。
その分40分程出発を早めて神戸を出た。八日市まで下を走りそこから高速。ほぼ予定通り9時過ぎには着いた。

 出てすぐリュウガが車酔い。最近の子は車酔いする子が多い。何でだろう。。。
僕なんかはした事がないが。そんなリュウガをご父兄が一人別の車に移し看て頂きながら連れて来て頂きました。ありがとうございました。

 アップを始める頃にはリュウガももう落ち着いている。全部吐き出して楽に成ったのだろう。
一試合目は河瀬さん。昔から強いチームだ。
高木の後の3年後ぐらいのチームだったと思う。琵琶湖少年野球大会の長浜ドームでの試合で優勝候補の河瀬さんと対戦し最終回に4,5点ビハインドの試合だった。それを一気にひっくり返しそのまま優勝した年が有った。

 今日のその河瀬さんの練習を見ていてもしっかり出来ているね。ヒロト、カツミ、マナヤにアップをさせたがヒロトは練習では軽くいい感じで投げている。でもミートされやすい球筋に見える。カツミは前回の投球の時と同じような感じ。ハヤトのリードで上手く緩急も使えばそこそこは試合を作ってくれるだろう。マナヤのボールも良かったが、今は何故かワインドアップから少し沈み込んで投げてしまう。下半身がしっかり粘れればいいが、秋口の良い時の様なタメが無い。先発はカツミに決めた。

 そのカツミ。1回1死からセンターへ上手く返されたがハヤトが盗塁を刺してピンチを防ぐ。
2回も内野安打のランナーをハヤトが刺す。
そして3回。ピッチャー一塁側のセフティーバントをカツミは捕って投げたがヒロトはイン側に大きく出て構えていなかった。ランナー近くを送球が通りヒロトは自分が避けて捕れない。でもこのランナーもハヤトが刺す。
 そして2死から前の打席で右中間を破られている3番バッターにセンター前へ。難しいボールでは無かったがリュウガが後逸。それでもセカンドのマサトがセンター後ろまで走り何とか2塁で止めた。これはエラーの後のマサトのファインプレーだよ。

 そして今度は4番にセンターへタイムリー。ここまでの対戦を見ていてカツミの投球に上手くバットを合わされている、と感じていた。ランナーが出たらカツミも単調になる。早いフォームで投げようとする。次の回にランナーが出たら交代させようとマナヤにアップもさせた。
 
 そして4回。先頭の打球がライト前に落ちる。マサトとライトに入っていたマナヤとお見合いしてしまったね。そしてランナーを気にして四球、次は送られて1死2,3塁に成ってマナヤと交代した。
マナヤは2死の後、1番にショート横を抜かれ1点。これは低いミートされた打球だし仕方なし。
一番痛かったのがこの後のWP。いつものハヤトらしくないミットで捕りに行こうとしたね。ピッチャーがワンバウンドを投げているのだから仕方は無いがこれを止めないと点が入ってしまうんだから。もう何度も経験しているハズだよ。難しいとは思うけどね。
 この後落ち込んだマナヤは2四球連続で出すが何とかその後を抑えた。試合前の練習の予感通り投げる時に右足が落ち込んでいく。タメが無い分ワンバウンドが多い。このフォームは今の身体の体力では長いイニングは難しいと感じる。徹底して走り込んで下半身を強くするかフォームを戻すかだ。

 打線はカツミ以上に上手く緩急を使っているバッテリーに中々ミート出来ない。時々の高目の速いボールにもつられたリ、見逃したり。
1回に2死からハルトがライト横を抜き返球が乱れる間に3塁を狙ったがアウト。ベンチからも回れ!と言っていたから仕方ないけども次は4番と考えれば2塁で良かった。これはチームで考えて行こう。
 
 前回も動き過ぎて全くバッティングに成っていなかったハヤト。今日はノンステップで打てと指示した。今日は会心の打球では無いがミート出来た分、この試合2安打でチャンスを作っている。ポイントのマナヤはサードゴロ詰まったバウンドが2つ。後ろが大きいしインコースは今のスイングだと難しいね。余程短く持って内側からグリップを出すスイングに変えないと。カツミも一緒。詰まった打球や小フライでタイミングも合っていない。

 3点リードされてもう時間切れ間近の5回裏。2四球から1死2,3塁のチャンスでリュウガ。リュウガはここでやっとレフト前にライナーを返し1点。そして再び2,3塁からソウイチロウの時にPSでヒロトが返り1点差。ボールは後ろの土手まで上がったが審判は止めない。セカンドランナーだったリュウガもホームを狙ったがこれも無謀過ぎた。ホームアウト。この後、3,4番だよ。1点差で1死3塁で上等だったよ。これも覚えて行かないとね。

 残念な敗戦。失点はバックのミスとWP。届かなかった1点は走塁死。この差だよ。
これで次の試合に勝ってもブロック優勝は無くなった。次はスタメンを代えるよ。
そして食事の後の二試合目は愛東・永源寺さん。このチームも2014年の旭森の大会で対戦した。マクドに出ていたチームが合同で出場していて強いチームだったがあの時は接戦で落とした。

 先発は先の試合にリリーフして余り良く無かったマナヤも考えたがまずはフォームを戻してからにしよう。投げたいだろうヒロトで先発。
今日のヒロトはハヤトのリードに上手くスピードが合っていたね。中々相手もミートを苦労している感じだ。2回にセンターへ打たれたが、このランナーもハヤトが盗塁を刺した。
3回、先頭の7番にレフトをライナーで越されるHR。こんなグランドだし仕方ないが何とかもっとボールまで早く届いて欲しかった。

 続く4回は先頭死球で出す、またヒロトのイヤなパターン。続くバッターはサードゴロだったがソウイチロウの送球はワンバウンド。難しいバウンドかもしれない。カツミがはじいてセーフ。1塁ランナーはサードを狙いカツミは慌ててサードへ投げるがこれが悪送球で土手まで抜ける。ダブルエラーと成って2点目が入る。先の試合と同じようにミスでの失点。これはもう無くしたい。

 打線は1回にソウイチロウのいヒットの後、4番カツミのライトを超える3塁打で1点先制。
1点勝ち越された4回にマナヤの四球からWPで2塁へ。ハルキが送って1死3塁でユメト。この後、ピッチャーは10番に代わり、ユメトは高目のボールを上手く右中間へ返してやっと同点に成った。

 そして時間切れ間近の5回裏、先頭のソウイチロウが高めのボールを振りぬきレフトオーバーのHRと成って1点勝ち越し。普通ならもう時間ないしここでゲームでも良かったんだね。でも主審は最後まで付き合ってくれた。

 1点勝ち越されて意気消沈してしまった相手のピッチャーはもう気持が切れていたね。
この後四球、盗塁、カツミのバントヒット、無死満塁でマナヤは全く合わなかったが、その後四球も続き、2死満塁から当たっていなかったハルトにもセンターを超える打球でHRに成った。

 この試合も勝負の分かれ目は四死球。最後は相手が崩れて大差が着いたが力の差はそうは無いね。それにしても相手の先発した左ピッチャーもリリーフした10番も疲れているように見えたなあ。多分これまでも沢山投げて来ているんだろうね。特にあの左ピッチャー。ケガしなければいいが。
 神戸の子はまだそこまで投げていない。球数も自分の頭の中では練習も含めて考えているつもりだ。昔はとことん投げ込んだんだけどね。今はそれは出来ない。フォームをしっかり作ってからだ。

 この大会が終わって閉会式までの時間を待つ間。まあ子供達はじっとしていない。もうダウンもさせたし今更練習でもない。小さい子供達との縄跳びに入ってはしゃいだり、色んな遊びを次から次へとしていく。途中からは何故かダッシュのリレーに成っていた。普段は大人しいハルトやアツキ、ユメト達の笑顔も見える。こんな中からチームワークを育てて欲しいね。無限の可能性の子供達。これから先も楽しみだね。

 そしてこの大会、各チームで1名ずつ、敢闘選手賞を貰える。一日目はヒロトもカツミも良かった。ハヤトのリードも良かった。でも一番印象に残ったのがソウイチロウの三塁側のファウルフライに飛び込んだプレーだった。
 そして今日、一試合は該当者なし。二試合目はヒロトのピッチングも良かった。でも試合を決めたのはソウイチロウのレフトオーバー。今日も送球ミスは有ったが後はしっかり守った。だからソウイチロウにあげたよ。
アツキも良く守っている。ユメトも貴重な同点タイムリーを打った。もっと自信を持って声を出して目立てばいいんだよ。みんな大事なチームメイト。自信を持って頑張れ!

 2日間の長浜遠征、ご父兄の皆さんも本当にありがとうございました。
お疲れとは思いますが明日も練習です!よろしくお願いします。

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