2012年5月27日日曜日

攻撃でのミスが続く悔しい敗戦

今日はぎゅーとら杯2日目。第一試合なので昨日と同じ様に6時半に出発して大仏山に向かった。
昨日の試合ではショウダイが良く無かったので、今日はセイヤかアモンで行こうと思っていた。
大仏山の試合会場でアップしてキャッチボールしてノックやトスの動きを見ていたが、中々、直して欲しいところが、直って来ない。
トスを見ていても転がす様にあれ程言っているが、どれだけフライが上っているだろう。先発メンバーもそれを見て決めた。

投球練習ではセイヤは大体ボールは来ている。コースもベルトよりは低いところに集まって来ている。アモンはボールの回転は良くなって来た様に思うが、全部ボールが高い。左右にはそれ程ブレないが、高目のボールのコースが多い。先発はセイヤに決めた。

1回の表、ショウダイのライト越えHRから、ショウゴがEで出てアモンがライトへ返して2点先制。けれどもこの回のアウトは全部フライだ。これは先制したもののイヤな展開だった。
その裏、セイヤはレフトオーバーを打たれて続く内野ゴロで1点返される。

3回にはショウダイ、フウジロウの連続ヒットで1点追加。ショウゴもエラーで出て無死2,3塁だったが、タカヤはバントをミス。その前にはショウゴもバントミスをしている。転がせば取れる点が取れない。続くエンドランのサインをタカヤは見逃し、フウジロウが挟まれて憤死。大きな二つのミスだ。結局、この後、内野、外野のフライが続いて転がす事も出来ず、追加点が取れない。

4回の裏には1死2塁から中間守備だったショート、ショウダイへの打球をはじき、サードへショウダイは投げたが、これが悪送球となって1失点。セイヤの投球後のディフェンスが、まだ早く動けないので、ショートを前に動かしたが、これがミスにつながってしまった。
ランナー2塁での投手の守備練習も徹底してやらないといけない。

5回には1死3塁から今度はやっとショウゴがバントを決めて1点、これが内野安打となってタカヤのヒットで2点目。普通はここで決めておかなければいけないが、後続が続かない。

逆にその裏、連続四球の後、2死とは成ったが、レフトへ大きな飛球。ハルヤは落下点には追いついたが、体制が逆に成り、グラブに当てて落とす。ハルヤはレフト前のライナーも突っ込んで好捕しているし、これは攻められない。この後、ショートへの打球が内野安打と成り、とうとう同点に成ってしまう。
それでも7回の表に2死からショウゴのタイムリーで1点勝ち越したが、最後にもミスが続きサヨナラ負けと成ってしまった。

7回裏はショウダイもアモンもアップさせて準備はした。代えても良かったかもしれない。けれどこれを乗り越えてくれないと、自信にはつながらない。
先頭に2塁打を打たれ、1死2塁とはしたが、続く高いバウンドのショートゴロ。ショウダイは下がってしまって、1塁は投げても無理なタイミング。これが左にそれて同点。
続く打球はショート後ろの打ち取った打球。中間守備をしていたショウダイは背走して飛び込んだが、これもグラブに当てて落とす。
1死2,3塁でランナーが帰れば負け。打順も下位だしタカヤもスクイズ警戒で外したつもりだったのだろうが、セイヤが投げたボールは大きく外れてタカヤも捕れない。捕れればランナーはアウトに出来ただろうが、ボールはバックネットまで転がった。

この試合、ランナー3塁でのバント失敗が3度。得点出来ていない。キャッチが後逸しても2次リードをしていないから、ホームへ突っ込んでアウトに成る。これだけでも4点は取れる。
3塁ランナーも牽制アウトも有る。エラーは仕方無いが、バントや2次リード、牽制アウトは基本が出来ていない。何としてもやろうとする気が有れば半分でも出来るハズだ。
スコアブックを見ても相変わらず内野フライが多い。

子供達も悔しい敗戦だろう。勝てるハズの相手。それでも中途半端なミスが続き、足元をすくわれてしまう。
今日のセイヤもだが、ショウダイも力の有るボールは投げれるが、コースが甘ければ中軸バッターには完璧に打たれるのはこれでハッキリした。
今日の試合、ショートがキーに成ったが、守りのミスは攻めれない。ただ、ピッチャーを含めた全体のディフェンスを考えた時、投手の守備は大きな要素に成る。
悔しさが残る帰りの車中で、このままガマンするか、思い切って変えるか、色々考えていた。

神戸に帰って5年生主体でシートバッティング。フウジロウはとてもいいボールも来るが、その波が大きい。まだフォームが安定していない。しっかり走り込んで下半身を作れ。
アモンはやはりボールが高い。バッティングでも、悩んでいるのが伝わってくる。それではいい結果は出て来ない。コフルもそうだけど何より欲しいのは自信を持つこと。そして試合で無欲で頑張る為には思いっきり声を出す事だ。
ミユもマサタケも投げさせたが、まだまだ安定しない。けれどこれからは皆で頑張って行くしかない。

今日は投げなかったショウダイにも調整登板をさせたが、5年生にも甘いコースはミートされる。又アウトコースが大きく外れるボールが多い。ここを修正して行かないとカウントを稼ぐのは苦しくなる。
来週からはまたリーグ戦が始まる。6月には労金杯の予選も有る。何とかベストに仕上げて行きたい。


2012年5月26日土曜日

左のサード、ハルヤ!

 今日はぎゅーとら杯の大会。6時半に集合して出発。大仏山には早く着いたが、今回も沢山のチームが参加している。神戸大会にも協賛してもらっているし、このような大会を毎年主催してくれるぎゅーとらさんに感謝したい。

 開会式が終わって倉田山球場へ。こんな球場で試合を出来るのは有り難い。
神戸の試合は2試合目。明日につなげる為にはまず、一つ勝たないといけない。今日は運動会でショウゴやアツシがいない。サードはどうしようか考えていたが、ショウダイ先発でサードはアモン、ショートはケイタでスタートした。

 このところのショウダイはバランスが崩れている様だ。フィニッシュの前に腰が引けてしまうのも気に成る。だからサイドスローでの腰の回転が伝わらず、手投げに成っている様だ。
それでも以前からの課題で抑えたボールでストライクを低目で集めようとしている。そこから早いボールで攻めたいが、そこが決まらない。大体がアウトコースに大きく外れている。

 1回にレフトオーバー。これはアツヤも不用心で動けて無かった。そしてセンターオーバー。とは言ってもコフルは完全にボールを見失っていた。視力の問題も有るのかもしれない。さらにセンターオーバーを打たれ、バッターランナーはホームで殺したけれど打球としては完全に捉えられて2点先制される。

その裏ショウダイはセカンド後ろへ小フライ。これを相手がミスして、3塁まで進み、フウジロウが転がして1点。
続く2回は2死の後、調子が悪くて交代したハルヤがセンターへ返し、盗塁からユウキがこれもセンターへ返して同点。ショウダイも続いてチャンスは広がったが、フウジロウは力が入って明らかに後ろが大きなスイングでお決まりの内野フライで決められない。

3回にはコフルはファースト側のファウルフライを打ち上げるので、何が何でも転がせ!!と言ったらショート横へ抜けるゴロで1点。タカヤがつなぎ、アモンがレフトへ転がして2点。
続くアツヤには前の打席で見逃し三振しているので、セフティーバントを指示すると、これを3塁側に決めてアモンを3塁へ送った。
この後のハルヤはバットをこねらず、ライト前に返してこの回4点目。自分はアウトに成ったけれど、これは大きな追加点だった。
この後、ユウキも転がして相手のミスを誘うが、ショウダイはまた何度も見るセカンドフライ。もういい加減に考えないといけない。

 5年生がこれだけつなげているのに、痛いところでの牽制アウトやミスが出る。
4回にも2点を追加したが、調子の出ないショウダイは5回にも四球からセンターを越されHRとなって2失点、4点差となる。時間切れで勝つには勝ったが、投球の内容も外野の守備も今日は余りいいところが無かった。

 ただ、ショウダイは緩めのボールでストライクを取るコツは掴んで来た様なので、これを軸に投球を組み立てる様になってくれればいいと思う。
今日はケイタに代わったハルヤにサードを守らせた。
以前からセカンドの練習はしているし、サード、ショートもノックではやっているので何とか成るだろうとは思っていた。
今日の試合の前の練習でもサードで皆と一緒に練習していたが、送球は逆だけど切り返しが早いし、ボールも低い。そして何よりも打球の正面に入る。だからボールがこぼれても前に落ちる。
今日のノックの捕球や送球を見ていて、誰が一番信用出来るだろう?。。。そう考えた時に代わりはハルヤしか浮かんで来なかった。

 左のサードの守備機会は残念ながら無かったが、打では2点につなげるヒットとライトへの打球を打っている。これは今日の試合で一番大きかった。
打では外野を完璧に5本も越されて完全に負けているが、単打をつなげた中で逆転して勝てた。
走塁、外野のミスは有るが、内野はミス無く、アウトに出来る打球をアウトにした。
ファインプレーは要らない。基本に忠実に正面で捕ってくれればいい。
 

 球場に着いて道具を並べてもこのチームは未だに言わないとキッチリ出来ない。セイヤも良く頑張ってくれているが、他の皆も6年生も含めて前も回りも見ていない。グランドを出て挨拶しようとする時も勝手な行動をとる者が大勢いる。これが必ず試合の中で出て来る。
また、何でセオリーに反する左のサードなのか?何で僕が守れなかった?考えたら答えはすぐに出るハズだ。
 皆は、もう一度、野球に限らず、団体活動でもスポーツでも何が大事なのか?
良く考えて取り組んで欲しい。

2012年5月21日月曜日

見えた金環日食!

今朝も早くからモモに起こされる。外はお天気も良さそうだ。
散歩も終わって色々整理をして6時半。
そろそろ出かけようと普通のカメラと脚立を持って用意をしていると、モモが離さない。
仕方無くモモも車に乗せたが、もう玄関から東の空には太陽が昇っている。

これなら出かけなくてもここで充分。家の前の道路の歩道に脚立と椅子を置いてモモと一緒に金環日食の観察。
お月さんが太陽を覆い始める。。。
でも、普通のカメラでは露出オーバーで太陽は撮れない。色々機能を調整しながらやっていると夜景モードで少し写りそうな感じだ。それでもズームすると露出オーバーで影は映らない。

そうこうしていると雲も流れて来て時間もその時間に近く成って来る。そして雲が太陽を隠すと肉眼でもそのリングが見えて来た!
すぐにシャッターを連写。雲がフィルターの役目をしてくれて何とか写真に成りました。



ほぼお月さんが真ん中。露出が調整できません。。。



お月さんが外れて行く。
お月さんが真ん中の時は雲が切れて露出オーバーで上手く映らず。でも何枚か撮れてラッキーでした!


金環日食も見れたし、良い事が有る様に祈ろう!

2012年5月20日日曜日

強く低く打て!

 今日は神戸で練習予定。津球場での高円宮の県大会準備応援が有って8時前にはご父兄の皆さんと津球場へ。今日は我が審判部長もおられてコートの準備をしてくれていた。
この舞台で試合が出来る様に、目標を持って皆も頑張って欲しい。

 神戸に戻って練習に参加。もう来週からはぎゅーとらさんの大会が始まる。ショウゴ達は運動会で土曜は来れないので、フォーメーションもピッチャーの調整も内野フライしか上がらない打線も含めて確認しておきたい。

 特に内野はハルヤのセカンド、ショートも含めて色々メンバーを代えながら練習。ハルヤは体は小さいけれどステップの切り替えしが早いし、上体も強いので送球も早くそんなに違和感は無い。守るだけなら問題ないと思う。また内野フライばかり上がる様だったら左の内野も有るかもしれない。

 今度はバント練習。3か所で沢山やってから進級テスト。ワタルパパに投げて貰って3度成功したらパス。次のロングティーへ。けれど5打席以上廻して進級出来たのは6人ぐらいだった。残りはまたバント練習。そしてテスト。ここでも3人が残り、皆がロングティーの間もバント練習。
 皆にもいつも言っているが、守備が出来てバントがしっかり出来れば、打てなくてもそれだけで試合に出れる。チームには必ずこんな選手がここぞ、と言う時に必要になる。しっかり転がす事を覚えて欲しい。

 シートバッティンングではセイヤ、ショウダイの調整がメイン。2人共、ボールの力は有るが後は低目のコントロールだ。スピードが無くても真ん中低目にストライクが取れるボールを覚えてくれたら今はそれだけで充分だ。ショウダイは7分以下で何球かはそのボールで打ち取っていた。セイヤももう少し。
 ショウゴもフウジロウも投げさせたが、今日は2人とも余りボールもコントロールも来ていない。
もう少し投げる練習もこれからは入れて行こう。

 フウジロウに代わってから主に6年生を打たせた。キャッチもアツシ、内外野も5年生。次はアモンにも投げさせて5年対6年のバッター。フライを上げたらグランド2週がペナルティーだ。
アモンは高いボールが多いが、大体ストライクは来ている様だ。何度か打たせたが、それでも簡単にフライを上げる者が数人。2回上げる者もいる。
 フライが上るのは原因が有る。高目のボール気味の球に手を出したり、後ろが大きく回って来て、体も動くし、振っている様で、肝心のボールに当たるポイントは手打ちに成っていたり。

 遠くへ飛ばしても外野フライは捕られるし意味がない。
来週からは大会、そしてリーグ戦も続く。僕が見る限り、意識は有るだろうが、そのスイングはまだまだフライの要素は高い。ランナーの状況やアウトカウント、試合の状況で、どこを狙うか、バッティングの意識もその都度、変わってくるハズだ。
 昨日の南東西さんのバッティング。高岡さんの力の有る10番に対してしっかり右狙いで転がしていた。それがチャンスにつながって来る。しっかり意識を持って取り組んで欲しい。

ミスと弱気は命取り

5月19日
今日は神戸の運動会。学校の耐震工事が始まるので、いつもの秋の予定から変更された。
学校からも案内を頂いたし、校長先生には神戸大会でもお世話に成っているので、高円宮の県大会は有るけれど行かない訳には行かない。

モモに早くから、それも相当早くから起こされて散歩も充分して体も動いている。久し振りにマウンテンバイクの手入れをして、学校へ出かけた。
アモンとユウキ?
グランドには5年生の神戸のメンバーも居て挨拶をしてくれる。プログラムをもらうとすぐに5年生の100m競争が有って、これはちょうど良かった。これだけは見て帰ろう。

校長先生もおられて先日の大会のお礼も言えたし、来て良かった。
100m走が始まって本部席の椅子に座って見ていたが、子供達の走力を大体揃えている様だ。そんなに大差は着かない。
神戸のメンバーは最後の2組ぐらいにエントリーしていた様だ。

しばらくしてから、今度は津球場へ。
高岡さんの試合が第一試合から始まる。球場に着くともう始まっていた。相手は関さんで、今年は10番を中心に力も有る。関の10番の調子が出ない内にミスも有って高岡さんが2点先制。
高岡さんの1番はスピードは無いけれど、両サイド、高低のコントロールが良い。名前に覚えが有るので聞いてみると、4年前の1番の弟だ。
関のバッターは内野フライなどが、多く中盤までは打ちあぐねている。まるでどこかのチームのバッティングを見ている様だ。
ピッチャーは何よりもコントロール!この緩いボールで抑えられるんだからね。改めて感じる。

ところが、1点ずつ返され、6回にはレフトへ打たれて逆転されてしまう。今日の、この試合では内野もだけど、特に外野の動きが両チームとも良く無かった。捕れる、と思うボールが足が動かず捕れていない。
このレフトのライナー性の打球も3歩動けば、捕球出来るぐらいだ。プレッシャーも相当有るんだろうね。

1点リードされて7回表。先頭が出て送って1死3塁。ここで下位打線がセンターへ落とし同点。関さんの内野は思いっきり前に来ていたし、勝負するなら一発スクイズしか無かっただろうけど、中盤で一度失敗しているし、強気の強打が結果として成功した。
でもまだ同点。ここで落ち着いて踏ん張れば関さんにも7回裏の攻撃が有る。
問題はこの後だった。2死2,3塁となってバッターは警戒すべき背番号10の1番。ここは関さんは勝負を避けて敬遠して満塁とする。この時のキャッチは明らかにピッチャーが投げる前から大きくボックスを外していたので、普通なら明らかなキャッチのボーク。2球目も同じで、やっと審判も注意したようだが、何で審判はコールしなかったんだろう?

満塁となってピッチャーは気を取りなおしバッターと勝負。すると打球は何でもないセカンドフライ。
2死だし、インフィールドフライも無い。あ~同点で終わりか・・・と思ったらセカンドは足が動かなかったんだろう、パタパタとつまづいて転んでしまい、起き上がれず打球はその前に落ちる。
2死だしスタートしているし2人が帰る。
でもまだ2点差。ところが次の3番も歩かせて再び満塁。そして次のバッターの打球はまたそのセカンドの右へライナー性の打球。これがセカンドもセンターも抜けて満塁のHRとなってしまった。

野球は本当に解らない。関さんは高岡さんの3番バッターに対して外野4人のシフトを敷く。内野にファーストはいない。「え~これで、内野ゴロだったらどうやってアウトにするの?」と思っていたらサードゴロ。サードは捕ったけれどセカンドはまだまだファーストに入れない。2テンポも遅れて投げたがもうとても間に合わない。結局、その後盗塁、ミスで3塁まで進まれる。
これだったら打たれた方が良いよね。
1回の失点もそうだったが、関さんはそのセカンドが全てキーとなっていた。

何とか勝ち上がった高岡さんもその後の南東西さんには2点しか取れず惜敗。去年、神戸でも練習試合をしたが、そのメンバーが殆ど残っている。ピッチャーは絶対的では無いけれど、特に内野はスキが見当たらない。これは強い、と思ったが、高円宮の大会結果的にはその南東西さんも尾鷲さんに敗れ、尾鷲さんは四日市の保々さんに敗れて優勝を逃す。
その時の調子も有るだろうが、上には上が有る。今年はレベルが高いと感じた。
神戸の子達も早く追いついてあの舞台に立てる様に頑張って欲しい。

2012年5月13日日曜日

気持ちの図太さを持て!!

 今日は交歓大会の決勝トーナメント。
神戸で9時半過ぎまで練習して、安濃球場へ。今のチームの戦力で決勝リーグまで来れたのは子供達もとても良く頑張ってくれたけど、ミスも多いし打線もまだまだつながらない。
 昨日の試合では外野のエラーや中継ミスも有ったので何とか今日はそこを直したい。

 朝のノックでは内野と外野に分けて行ったが、外野の守備に関しては5年生は大体出来そう。後は打力だ。今は調子の出ないコフルだが、やっぱりコフルや6年生が頑張らないとこのチームは強く成れない。気持ちを切り替えて、バッターボックスなら、何を、どこを狙うのか頭の中で強くイメージして入れ、とは皆に言ったが、ノックを見ているとまだまだ動きは物足りない。
 
 今日の先発は残念だけどもコフルを外した。センターはケイタ。ノックでも前後左右に良く動けていた。安濃球場での試合の中でもセンター前のゴロをファーストへ投げてアウトに取ったし充分に合格点だと思う。センターならこれが出来ないと意味が無い。後は打力だ。

 先発はセイヤ。昨日の投球はボールが走っていなかったので、本人にも確認したが悪いところは無い。練習ではいいボールが来ているし何とかゲームは作ってくれるだろう、と思っていた。
1回、先頭をフルカウントから三振に取ったが、四球の後、1塁へ牽制悪送球でリズムが戻らなかった。四球、WPでバックは何もせぬまま1失点。すぐにショウダイに交代。
 まだ1回のミスの一つぐらいで、リズムを崩していたら、バックやチームの皆に申し訳がないぞ。
こんな時は腹の底から思いっきりバックに向かって声を出す事だ。

 2008年の県大会の時、ピッチャーはバッター一人ずつ、バックに向かって大きな声をかけていた。後で審判の人から「あれは時間がロスするからやめるように」と言われたが、それがこのチームのリズムだからと真剣には取り合わなかったし、注意もしなかった。
 それは本当に気持ちの伝わる大きな声で!

 このところショウダイもコントロールが今一つ。コースを狙いすぎているところも有るようだ。カウントを苦しくする場面が多い。1回は後続を断ったが、2回、先頭にレフトオーバー。これは仕方が無いが、続いて死球。今日は4死球と3四球。6回までヒットは3本だけだが、この7四死球が得点差になった。
 1死2,3塁からセンター前に打たれたが、ケイタは迷わずファーストへ投げてバッターランナーをアウト。1点は仕方無いからこれは正解。ケイタも思い切りがいいし、いいプレーだった。
 痛かったのはこの後のWP。完全に抑えているバッターだけに残念だった。

 4回には2四球から2三振を取って2アウトにしたが、1番バッターに右中間を抜かれる。まあ、これは相手チームながらナイスバッティングだ。大振りせず、前でフォローする完全に狙ったバッティングだ。神戸の子はあのスイングを見て何か感じてくれただろうか?

 5回も死球などから2,3塁のピンチ。ここは踏ん張ったが6回にも死球から2死1,3塁。ここで痛いWPで失点。これはタカヤも全然届かない完全に抜けたボールだった。
 ショウダイも力だけでは通用しないのは解っているだろう。8分以下でストライクを取るボールをこれからしっかり練習して行きたい。

 打線は2回、4番に入ったハルヤの四球から盗塁、タカヤのセンターへのヒットで1点。タカヤはこの後もヒットを打ったし、少し戻って来ただろうか?
けれども後続が続かない。
1番、3番、7番、代打の6年生で内外野フライ7個。内、内野フライ6個。まともに外野に飛ばない。6年生がこれでは勝負にならない。
本当にやる事を意識して取り組んでいるのか?どこを狙うのか意識しているのか?

 フウジロウは1回、外のボールに泳がされて三振したが、その後はセンター前ヒット。上手かったのは5回、2死からショウダイの四球の後、追いこまれながらも外のボール気味のコースを右手一本でフォローしてセンター横へ運んで、チャンスを広げ、相手のボークを誘って1点。
 スコアブックを見てみると、5年生でフライアウトはハルヤのライトライナーだけ。当たりは次につながるいい打球だった。

 代打で出たミユもボール球を振ったりするが、思い切りがいいので、いい打球が転がる。まだ力が無い分、ゴロになる、と言うのも有る。けどねえ・・・・主軸が内野フライばかりではどうしようも無い。
 6年生には、今日の試合の後に言ったけど、このままではスタメンのチャンスも無くなる。気持ちの弱さも自分達で超えて行かないと、大事な時に強く成れない。
皆、凄い力と素質を持っている。
 普通に投げれば抑えれるボールの力を持っている。しっかり捉えたら外野オーバーの力も充分に有る。後は強い意識と気持ちだけだ。

 この大会の決勝は高岡さんと川合さん。どちらも良く鍛えられているが、力の差はやっぱり高岡さんだったね。
 神戸の子達にいい所をしっかり見ておけ、とは言ったけど何か吸収してくれたかな?
バッティングではテイクバックで動かないシャープなスイング。ピッチャーはボールの力で言ったらセイヤやショウダイの方が上だろう。何が違う?
 
 来週は神戸は運動会。高円宮の県大会も有ってお手伝いなど、余り練習する時間も少なくなる。そしてその次はぎゅーとら杯大会だ。
少しでも基礎練習を行いたいので、来週からは水曜の4時頃からの練習も始める事にした。
 来れる子は是非参加して欲しい。少しでも強く成ろう! 

2012年5月12日土曜日

まだまだ調子の出ない投打

今日は津市交歓大会の2日目の日程だが、1日目は7会場の内、終了出来たのが、3会場だけだったので、変則な試合時程で3会場での計10試合。今日でベスト4を決めて明日の準決勝から、となる。
今日は神戸は3試合目なので、12時頃に出発予定。それまでに調整しておきたい。

朝方に会場回りを終えて戻って来ると、ノックをしてくれていた。守備はそれなりには守ってくれると思うが、問題はバッティング。
緩いボールに合わせるトスバッティングを見ていたが、中々芯に当たらない。大体が早い、突っ込みグセ。ボールを見ていない。。。
この後の2か所でのフリーバッティングでも皆、そんなに良く無かった。今は特に悪い時期かもしれない。とにかくタイミングが合っていない。ボールを見ていない。

西が丘の子達は今日は参観日なので、午前中に早退して出て来てくれた。セイヤとキャッチボールすると、いい感じのボールが来る。これなら今日も大丈夫だろうか?

早めに練習を終えて、12時過ぎには出発。
一志球場に着くと戸木さんと波瀬さんとの試合。波瀬さんは今年6年生が特に少ない。4,5年生中心なので、守備ではやっぱり6年生のズピードには難しい。前の試合で戸木さんと飯南さんは引き分けたが、得点差で相手は戸木さんとなった。
高円宮での準決勝以来の対戦となるが、1日目が消化出来なかった関係で戸木さんは、今日は神戸とが、3試合目となる。ちょっと気の毒だが仕方が無い。

先週のショウダイの腹痛は何でも無いようだが、まだ無理はしない。ボールもいい感じだったセイヤで先発。
ところが、マウンドではどうもボールが来ていない様だ。1回、2死から四球、ヒットなどで満塁となるが、何とか抑える。3回には3番にレフトオーバー。行くぞ!と言っているのにレフトは用意が出来ていなかったと思う。ちゃんと準備出来ていれば、あれはレフトフライだ。
続く4番にはライト前の強いゴロだったが、グランド状態は余り良くないので、しっかり腰を落として、と言ったが、ライトがトンネル。ホームランとなり2点。
前のレフトオーバーもこのエラーも後が悪い。ちゃんとつなげば3塁でアウトに取れている。ライトフェンスまで転がったが、センターのポジションもカバーも遅いし、カットプレーもミスが有ってホームまで帰られている。これもミスだ。

5回にも4番にセンターを越されてHRとなったが、ネットの前とは言え、ボールが照明の柱の裏まで入ってしまった様だ。最初にあの場合はどうするか決めていなかったし、これは仕方が無い。
ここまでセイヤはHRや長打も含めて7本、いい当りを打たれている。四球は2つだが、ボールはいつものセイヤでは無かった。6回まで良く3点で抑えたけれど、いつ交代しようか・・・と考えていた。

攻撃では1点リードされた5回にフウジロウがセンター右に落として出塁。2死3塁からアモンが追い込まれながらセンターへ返して同点。
再びリードされた6回には2死からアツヤ、ショウダイ、そしてフウジロウも四死球で満塁。
5回もだが、フウジロウは1回の送りバント、3回もヒット、7回も四球と良く2番のつなぎをこなしている。
2死満塁から調子の出ないコフル。とにかく悩んでいるのだろう。まずボールを見ていないし、見切りが早い。ここは2死なんだから、頭真っ白にして初球から狙って行け!と送り出した。
この時、戸木のサードは2死でベースを離れて前で守っていた。打球はサードゴロとなったが、サードはファーストへ投げず、3塁のホースアウトを狙いにベースへタッチしにくる。けれど一瞬、ショウダイの足が早くセーフ。代走のユウキがホームに帰って同点となった。
打順は上位だし、普通の守備位置ならホースアウトで終わっただろうね。

そしてピッチャーが代わった7回。2四球からセイヤが送って1死2,3塁。まだタイミングの合わないハルヤにエンドラン。今度は転がしてライトへ抜けて1点。ケイタも粘って転がして2点目。WPで3点目。2死となったが、フウジロウが押し出しで4点目。そして代打のミユが打ち上げたが、サード後ろのボールをサードもショートも捕れず、5点目。結果的にはこれが決勝点となった。

その7回の裏。5点リードをもらったが、簡単にストレートの四球。それもボールは来ていない。
すぐに準備もしていたショウダイに交代。ショウダイのボールは悪くは無いと思うが、上手く返される。ヒット、そしてレフトへ打たれ、ワンバウンドを取れずHR3点を返される。
ショウダイのタイミングに合っている、と思い、すぐにアモンに交代。
アモンは2死2塁まで来たが、セカンド後ろのフライをライト、セカンドが捕れず1点差。これもライトのポジションが悪い。そして今度はセカンドベース前のフライ。これがセカンド、捕れない。でも普通はショートが来たら何でもないフライだ。
1点差で2死1,2塁。バッターはイヤな1番まで回ってしまった。ところが簡単に初球を打って何でもないショートフライ。
やっと試合が終わった。

結果は1点差を良く踏ん張ったと言うべきだろうが、ミスが多かった。外野の中継は特にダメだったし、内、外野のトンネル、内野小フライが捕れないのも大きな反省点。
7回にセンターへ打たれたライナー性の打球も下がらずに、勝負をして欲しかった。セカンドの後ろと前の完全に打ち取ったフライの打球。これはアウトにして欲しい。
アモンがセカンドの時に後ろの打球を飛び込んで捕球したのは、あの後に4番のHRが出ているし、チームを救う大きなプレーだった。

何度か攻撃でもチャンスが有ったが、バッターは狙い球やどこを狙うか特に6年生は整理が出来ていない様に思う。チャンスではショート、セカンドの上でいい。大きいのは要らない。それで点が入る。
幸運にも明日の準決勝につなげたが、今日のは特に相手にもらったゲームだ。
明日も苦しい試合にはなると思うけど、三振やエラーを恐れずに思いっきり頑張って欲しい。

2012年5月9日水曜日

モモの癒し

シェパードのりーちゃんが急に星に成り、淋しさにかられて大阪のショップからそのまま連れて帰ってきたハーバード・マウンテンドッグ。名前はモモにしました。鼻先と目がちょっとピンクかかっています。
生後5か月ですが、もう17キロ近く有ります。足がとても太くてとっても可愛いです。

このワンコはこの2月に病院の帰りに寄ったショップで見かけて、余りに可愛いのでずっと気に成っていたワンコ。(その時はかなり高かった!)4月に見た時はおらず(ショップの他のきゅう舎にいたらしい)、リーが亡くなった週に見た時もいなかったので、半分諦めていた。
部屋の中で遊びまわるモモ
ところがこの2日、病院の帰りによると大きなサークルの中で遊んで人なつっこさを一杯振るまってました。迷わずその場で連れて帰って来ました。

夜も一緒に寝て朝早くから散歩に出ています。
世話は大変だけど、その癒し効果は計りしれないぐらい。

大型犬なので、成犬に成れば30~40キロ以上にはなるそうなので、今までのハスキーやショパードよりも大きくなりそうです。
しばらくは家の中で一緒に遊びます。



神戸のフォトアルバムページに神戸大会の開会式と試合模様のアルバムをアップしています。
4月のシートバッティングでの練習や練習試合でのハイスピードビデオも YouTube のページにアップしています。

ミユの投球

セイヤのバッティング。打球はどこ?
  投球ではショウダイのフォームと比べると肩、足の開きの早いのが良く解ります。

バッティングではショウゴのトップが動かない、後ろが小さく最短で出るスイングと比べたら、直す所はどこか、良く比較できると思います。

見てやって下さい。
ショウゴの投球

2012年5月6日日曜日

無欲のヒットエンドラン!!

今日は春期津市交歓大会。例年なら津リーグ内だけでイオン旗の争奪戦と兼ねて行っていた大会。今年は会場も事前に早く確保出来たので、松阪ベルカップなどでお世話に成っている松阪リーグのチームを呼んでの大会を企画した。
お天気は青空だし大丈夫だろう、と思っていた。

2012津市交歓大会の選手宣誓
6時過ぎには安濃球場に行き、受付の準備から。皆さん早めに集まってくれて開会式も少し早めに開始出来た。
今週はまずは神戸大会。雨で順延されたり、間に青山大会も有り、この交歓大会の準備は要綱は早めに準備したが、その他の開会式の準備は殆ど出来て無かった。昨夜はラジカセが無いのに気づいてお借りしたし、原稿を書いたり大変でした。。。


3日連続の開会式、入場行進も予定通り終わり、これでやっと一息が付ける、と思っていた。
神戸に戻って第一試合。松阪ファイターズさん。僕も初めてのチームだと思う。でも照準は次の松尾さん。組合せもその意思を入れて組んだ。
昨日の青山大会もこの試合が照準。ミスで敗れたけれどその他の内容はまずまずだしバッティングも少しは良いかな、と思っていた。

1回の表、ショウダイ2塁からフウジロウがしっかり送って1死3塁。コフルには楽なサインだと思ったけど2つのバントファウル。そして強打で3塁ゴロでランナーが挟まれるミスが続く。
続く2回にも1死2,3塁からケイタのバント失敗。2死からショウダイのヒットで2点先制したが、これは結果が良かっただけ。点を取りに行って取れないのは大きなミスだ。

3回は2死から満塁のチャンスを作りハルヤを代打。調子の出ないハルヤだが2-3まで良く粘ってボール球に手を出さず、押し出し四球を選ぶ。これは大きな1点だった。この後もショウダイが打ったがこれはおまけと思った方が良い。

昨日も余り投げていないし、無理はさせたくないショウダイは3回に四球から1点取られる。
4回にも連続四球。どうも腕が振れていないしタメも無く手投げに成っている様だ。
「自分で3点取ったんだから、全部取り返されても構わない。バックに任せて投げろ」とタイムをかけて間を取るとタカヤは1塁へ投げて1塁ランナーを刺す大きな1アウト。
この後は踏ん張ったが、6回にはエラーや死球、セカンド前の小フライが誰も捕れず無死満塁となる。

どうも調子がおかしい。この時にお腹が痛いと言うのが解ってアモンと交代。自分の事はチームの事なんだからこんな事は早く言わないとダメだぞ、ショウダイ。
この後右中間ライトよりにライナーを打たれてヤバい当り・・・と思ったがミユがダッシュして好捕。1塁へ投げた抜けそうな高いボールもフウジロウが良く飛びあがって捕球しミスを止めた。この後アモンは良くストライクを集めて無死満塁のピンチを抑える。ここはバックも本当に良く頑張ってくれたね。

次の松阪さんと松尾さんの試合。3回に入る前に雨が強くなってくる。雲は低いし雷も鳴って来る。雨は何とか大丈夫そうだが、雷が心配で試合を中断させた。この後も天候はしばらく変らず、他会場も同じ様で雨はもっと多い様だ。もう中止を決めた会場も有るし、30分以上、様子を見ていたが代わりそうも無く、神戸も中止を一旦決めて、又来週に連絡させてもらう、と伝えて皆さんは帰り仕度を始めた。

ところが空は一気に雲が薄れ晴れ間まで出て雷も聞こえない。松尾さんは大会の試合は良いので、この後練習試合をと言って来るが、練習試合をして大会の日程を消化しないのもおかしな話だ。
急遽、中止を撤回し迷惑はかけるが、と試合続行をお願いした。

神戸の子達はBコートでキャッチボールやトスをやっている。トスを見ていてもフライが多い。今更言っても仕方が無いが、本当に意識しているのか?
セイヤとアモンに投球練習を始めたがセイヤは力も抜けて何とかストライクは集まりそうだ。
しばらく休憩させてスタメンを考えながら子供達を見てみると、ネット裏の砂で遊んだり、やっている事が皆バラバラ。何人が野球を勉強しようと見ているだろう?

「お前達、松尾の子らは先の試合の時にどんな風にしていた?砂場で遊んでる子がいたか?チームがバラバラだったか?皆、ちゃんと並んで座って試合を見ていたぞ!!」
そんなこのチームの弱い、意識の無いところを叱った。

セイヤはボールも大体来ている。が、先頭にセンターオーバーを打たれ、4番にも打たれて1失点。これだけ神戸の子と体格が違うしあれだけ芯で飛ばされたら逆に気持ちがいいね。
2回にも打たれて1失点。3回にも大きなレフトオーバーで1失点。攻めて打たれているんだから誰も攻めれない。守りのミスも無い、仕方の無い事だ。
ただ、コフルには悪いけれど、思い切って右へシフトしろ、と何度も言っているのに解らないのかしない。下位打線でも深い守備だ。相手の松尾さんはセイヤのボールに対して内側以外は、中軸さえ徹底してセンター狙い、右方向を狙っている。8番にまたセンター右を抜かれてもうガマン出来なかった。

主軸バッターに代えてセンターケイタ。でもこれが流れの転機に成った。次のバッターの3塁ゴロをミスしたが、2塁からのそのランナーはホームへ突っ込んで来る。1塁からホームへ返球しアウトにして初めて0点に抑える。

攻撃では相手のエースに中々手が出ない。3回にセイヤがライト前のいい当りで出塁したが、このバッテリーではセイヤには悪いが盗塁は難しい。続くミユは追い込まれたが、思い切りは良い。ここでエンドランをかけると打球はショート横に転がり、スタートしたセイヤにつられて動いたショートは慌ててファンブル。普通なら6-4-3のDPだろう。
まだ無死だし、マサタケには送りバントのサイン。でもピッチャーが牽制している時にサインを間違ったのか強打。すると打球は前に来ていたレフトの頭上を越え、1点を返す。余りほめられた得点ではないけれど、良く思い切り良く打ったマサタケを誉めるべきだね。

そして6回、ピッチャーが代わる。スピードも力も有りそうだが、コントロールは良さそうだしフォームもオーソドックスでクセも無く合わせ易いかもしれない。
マサタケはセンターゴロ。ボールの力に押されているが、バッティングの内容は良し。1番アモンは同じ様にセンターへ返し出塁。キャッチは肩が強いが、このピッチャーなら何とかスタートも切れる。ボールが高かった分、アモンは2塁セーフに成った。
続く調子の出ないハルヤは追い込まれてやっとファウル。けれどタイミングはもう少しだ。ここは思い切ってエンドラン。
すると打球はセンター右を越えて久し振りの2塁打。アモンが帰る。

次はコフルに変わったケイタ。先の試合で見逃し三振で倒れたケイタはここも見逃して追い込まれた。ここも無欲で振るしかない、エンドラン。すると打球は1塁後ろのライト線に落ちる。
2,3塁となって、更にショウゴの内野安打?でハルヤが帰ってまさかの同点。
タカヤは倒れたが、まだ2死2,3塁。

この試合、このところバントも上手く成ったし広角にヒットも出る様になったフウジロウを6番に入れて何とかチャンスをつなげて欲しいと思っていた。そのフウジロウも1球目、ストライクを見逃す。
ここも迷いは要らない、エンドラン。
フウジロウは高目のボールを1試合目に打ったサード越えと同じような打球を打つ。ボールに押されていた打球だが、サードが少し前に来ていた分、グラブの先に当たってレフト前に落ちた。
1点勝ち越してセイヤ。今度は三遊間にゴロ。廻りの大きな声援や流れにのまれたのかサードがファンブル、2点勝ち越しとなる。続くミユにも初球エンドラン。1塁ゴロだったが、いい打球だった。

まだバッティングでは松尾さんと比べ物にならない5年生達が無欲で振ってつながったミラクルと言ってもいいぐらいの逆転だった。
問題はこの後のディフェンスだ。セイヤは6回裏、下位打線を三者凡退で抑える。そして2点差で7回裏。

先頭を狙い通りの右寄りのセンターライナー。ケイタが捕って1死。
続くバッターに四球を与えてイヤな展開だが、サードゴロをショウゴがセカンドへ投げて2死。
盗塁されてまた四球で1,2塁となって一番警戒すべき3番バッター。2本長打を打たれているし先の打席では外を上手くライト線を破られている。ここは内側勝負しかない。
打球はセカンド塁上付近のライナー。ミユは届いたがグラブをはじかれる。ここは止めた事を誉めるべきだね。

1点差に成って1,2塁。この時にセカンド牽制を投げたが、誰も入れずボールはセンターへ。ケイタがしっかり投げれれば、多分3塁でアウトに出来た。1塁ランナーもスタートしていてショウゴはセカンドのミユに投げたが、ミユはアウトのタイミングだったけど、タッチ出来ない。
2,3塁となってバッターは4番。このバッターにもセンターを越されているが、高目は体が動いてくる。高目を2つファウルさせ、攻めたボールに押された打球が一番イヤなピッチャー後ろにフラフラと上がる。セイヤは動けない。これが落ちたらサヨナラ逆転負けだ。
そこへ、ショートのアモンがダッシュして来て最後は飛び込んでグラブの先に捕球して1点差を守り切ってしまった。今までのアモンならこんなプレーは出来ただろうか?

神戸大会での投球も余り良く無かった。でもこの緊迫した展開の大会の試合で、松阪のチャンピオンチームにエース、ショウダイもいない、4番コフルも外れたチームで勝てたんだから、思い切り自信を持って欲しい。おごりはダメだけどね。
大人と子供ぐらいの差が有る体格からの強い低い打球にも内野は、はじいても後ろには抜けなかった。ベンチの声もバックも良く出ていた。

セイヤも昨日の失敗をくり返せず、最後まで気持ちを変えずに、打たれてもボールで押していた。
エンドランで雑念を捨てた、と言うのも有るが、結果が出たんだから皆の力は有ると言う事だ。後はこれを自信にしてサインで無くても打てる様に沢山練習して、思い切りを着ける事だ。

今日はコフルにはいいところが無かったし辛かっただろうけど、後は気持ちだけ。打つ力も投げる力も充分に有る。今日、交代させられた教訓を忘れず、無欲で頑張って欲しい。
今日も、頑張れ2人のセイヤ!!

 また、今日は神戸審判部長も一日大会に付き合って頂き、審判も3試合もこなして頂きました。久し振りに拝見する審判振り。本当に有り難うございました。
また、この連休、連日の大会、試合など皆さんの沢山の協力のお蔭で何とか消化でき、最後は最高の試合が出来ました。皆さんの応援が子供達の大きな力になったと思います。
 これからもよろしくお願いします!


2012年5月5日土曜日

勝負に油断は禁物!!


今日は青山大会。早朝から空は真っ青だ。
6時半に神戸を出て約1時間。青山グランドに着いた。昨日は津方面も雲が低く小雨が少し降ったが、青山や名張方面はかなり雨が降った様だ。グランドも水は無いがかなり柔らかい。

 昨日の神戸大会と同じように32チームが揃って入場行進。このところの大会での入場行進はセンター方向からの行進が多い。昨日の神戸ではダイヤモンドを廻る行進をしたけれど、やっぱりどうせやるならこの方が、子供達にも思い出に残るんではないだろうか?

 1試合目は府中さん。何年か前の監督さんは代わられて23年程前から新しい監督さんに成っている。2年程前は県大会にも出ている。あの時、四日市の球場で見たチームはそんなに鍛え上げられたという印象では無かった。
 今年のチームも身体付きは神戸の子より一回り以上は大きい。

 セイヤのアップを見ると低目にいいボールが来ている。予想通り府中さんにもいい当りはされるが、ボールが低い分、抜けて行かない。バックもいい守りで盛り立てている。ケイタはレフト前の打球にダッシュして捕球したし、コウタロウも前に良く動いて捕球している。

 ところが51死からライトオーバーがHRに成り、完全にリズムが崩れてしまう。
簡単に四球を出し、続くピッチャーゴロを2塁へ悪送球して、逆モーションに成ったショートもセンターも捕れない。これがタイムリーエラーのHRとなった。
 タカヤがタイムをかけ、間を取ったが、もうストライクは入らない。2ボールとなったところでショウダイに交代した。

 打たれて悔しいのは解るけど、誰も悪くない。大事なのは次の事を考える事だ。HRを打たれても暴投をしても、もう仕方の無い事。野球はチームで戦うスポーツ。たかが1点の同点HRぐらいで、クヨクヨしていたら、良く守ってくれているバックやベンチの出れない子達に申し訳が無いぞ。
 そんな時は思いっきりバックに向って声を出す事だ。お腹の底から!セイヤ頑張れ!

 攻撃では適当な抜いたボールと普通のボールに的を絞れない。速いボールに出来るだけ絞れとは指示したが、チャンスは作ってもタイムリーが出ない。
2回、13塁でサードゴロでベースに戻り帰れない。
 3回に2死満塁でファーストのミスで1点入ったが、2死なのにセカンドランナーはまだサードベース?何でホームに帰らない?
 昨日の試合でもアウトカウントを間違えているのか、解っていないランナーが何人かいた。

 この試合前に、子供達は絶対勝つような、のんきな適当な事を言っていた。そんなに勝負は甘く無い。試合前にベンチに入って少しは気合を入れろとキャッチボールの輪に成ったが、その声は本当に適当な小さな声だった。のんきな気持ちも見えている。 そんな気持ちで、今のチーム力で勝てる訳が無い。
 やり直して気合を入れろ!と試合前に叱った。それが少しは効いてくれたのか、5回までのセイヤのピッチング、内外野の守備、これに関しては100点と言ってもいいと思う。確実に力は着いて来ていると思う。
 後は、一生懸命無欲で頑張る事、大きな声を出して気持ちを出す事だけだ。

 2試合目はMKフェニックスさん。6年生はそんなにいないのか、神戸の子に比べても体は小さい。でも野球は先の試合の府中さんよりも良く教えられていると感じる。
先発はアモンで始めたが、今一つボールが高く、コントロールが定まらない。肩に力が入って腕が振れている様で振れていない様に思える。
 何とか4回まで頑張り、その裏に打線がつながって5点が入って、もう大丈夫だろうとミユに次は投げさせよう、と審判に告げたが時間切れでゲームに成ってしまい、ちょっと残念だった。

 1試合目の結果は残念だったけど、力は有るのだから直して行けばいい。5年生も守備では頑張っている。
 明日は津市のイオン旗争奪交歓大会。明日も簡単な開会式を行う予定だ。僕も長いことやっているが、3日連続の開会式と言うのも経験が無い。
こんな事は珍しい。元気に野球が出来る事に感謝しよう。

2012年5月4日金曜日

神戸大会1日目、皆さんお疲れさま!!

今日はいよいよ神戸大会1日目。お天気は大丈夫だと思っていたが、朝ガレージに行くと車の後ろには水滴が溜まっている。空模様は重たそうな低い雲だ。大丈夫とは思うがもう雨だけは止めて欲しい。
昨日にグランドの準備は大体出来ていたので、6時に集合したけれど今日は比較的余裕が有る。

7時頃には松尾さんがもう来てくれた。皆さん予定時間通り、比較的早めに来て揃ってくれて開会式も少し早めに開始する事も出来た。今回は記念大会でもないし特に開会式でのセレモニーも無い。それでもやっぱり開会式での各チームの行進は大会らしい。センター付近からの行進も考えたが、やっぱりこの行進で良かったと思う。ミミコの始球式もまあ面白かったけどもう少し準備してあげれば良かったかな。来年もまたいい開会式が出来る様に早めに企画して行きたい。

普段、中々お会い出来ない監督、代表さんも沢山今日は挨拶も出来たし、今日が終わってからも沢山の皆さんからお礼を頂きました。
2012神戸親睦交流大会、セイヤの選手宣誓
皆さん、本当にお疲れさま、有り難うございました。準備も運営もほぼ完璧だったと思います。恒例の大会に成るようにこれからもよろしくお願いします!!

第一試合は竜岳さん。大きな子は結構打つとは聞いていた。6年生が揃っているらしいが、もう一つ弾みがつかない。監督さんも今日のスタメンを見る限り悩んでいるように感じる。何人か6年生は出ていない様だし調子が悪いのか?途中で代わっても来ていた様だけどね。

先発はショウダイ。今日も低目のコントロールが課題。7回でゼロには抑えたけど、4四死球はショウダイにしては多い。モーションが大きいし出れば盗塁もされる。牽制アウトも有ったが、やはり四球は出来るだけ減らして欲しい。殆ど打たれていないのだから、ストライクの取れるボールをしっかり作って欲しい。

打線は緩いボールに全くタイミングが合わない。1回に5四球ももらいながら押し出しの1点のみ。フライ、飛び出しのDPなど、ミスが続く。
2回に四球からミスをもらって1点。5回には2,3塁でコフルにバントをさせたが、フウジロウはホームでアウト。バッターは思わく通り転がしたのだから、ここはセーフに成って欲しい。あと0.5mでもリード、スタートが良ければセーフに成る。アップの時からスタートを意識しよう。
結果的にはこの後、タカヤが右中間へ打ってくれたので、これが大きな3点目となった。
でもね、ここでも2死なのに2塁ランナーはホームへ来ない。これも表に出ないミスだと思う。
当りとしては、まともなヒットはこれだけ。待ちきれず、バットの先でこすり、フライが多い。これはちょっと情けない。フライが多くて戻れずDPも2つ有る。これはバッターもランナーも大きな反省点だ。

2試合目が始まる前に何とか各会場への挨拶にも行って来たい。各会場ともいい試合をしていた様だ。県大会で対戦するチーム同士の試合も有った様で、これも面白い。本番では今日の結果をどちらが活かせるだろうか?
各会場、段取り頂いた皆さん、本当に有り難うございました。

挨拶を終えて戻るともうすぐ、前の試合も終わりそうで、皆はBコートでトスをやっている。すぐ目に入ったのはあれだけ先の試合でフライが多かったのに、ここでも変わらずフライが多い。
本当に集中して、言われている事を意識して取り組んでいるのか?考えてやっているのか?それでは試合に出るチャンスは無くなってしまうぞ。

2試合目はセイヤ。試合前に50球ぐらいは投げて良さそうと聞いたし頑張ってもらうしかないね。セイヤは有る程度疲れた方が力が抜けて良いかもしれない。
セイヤにも今日は低目をどれだけ狙えるかが課題だ。
水口さんは体の大きな子も多いし、当たれば飛ばされるだろう。そのセイヤはいい当りもされるが、ボールが低い分、外野を越えて行かない。内野ゴロも多い。大体はボールで押しているしゴロも多い。5回、0点だけど2安打だけだし、四球は無くDBのみ。少し力も抜けて良く頑張っていたと思う。

攻撃では1回、相手のミスも有って満塁からタカヤがライトオーバーで先制。続くアモンも風に助けられてヒットになり大きな6点先制となった。この試合で言えばタカヤが3本の長打だけど、普通ならヒットはこの回の1本だけだろう。
5回にやっとショウゴがレフト越えを打ってくれたが、それまでは3,4番でランナーを返せていない。
1打席目に凡打したセイヤはその後、やっとコンパクトに振れてライトオーバー、右中間とタイムリーを打つ。でも3塁からの走塁ミスも有るし反省するところはしっかり覚えよう。
フウジロウも2番の役をバントを上手く決めて、チャンスを作ってくれたが、ショートゴロで3塁へ走ってアウト。自分の前の打球には行かない。これはずっと前からの鉄則。

嬉しかったのは代打で出したミユのセンター横のタイムリー。追い込まれながらも当てに行かず、良く振ったね。まだまだ荒いが、自信を付けてもっと頑張れ!
この試合も走塁ではミスも有ったが、チャンスを作って盗塁、送りバント、この辺がしっかり出来ていたのが、良く打ったりもしたけど、結果的には大量点に成った要因だと思う。

何とか次のトーナメントに子供達が頑張ってつなげてくれたね。次の日程は6月以降しかないが、それまでにもっと練習して、力を付けて勝ち上がって欲しい。取り合えず、皆良く頑張ったね、おめでとう。
明日は青山大会。そして6日は津市の春季交歓大会。早朝からの移動が続きますが、連休もう少し、皆さんよろしくお願いします。

2012年5月3日木曜日

天気予報には勝てない。

今日は神戸大会1日目の予定。けれど昨日からずっと雨が続いている。昨日は大阪の病院だったが、天気予報を気にしながら何とか出来ないか、ずっと考えていた。
病院でもあっちこっち電話しながら会場の確認をずっとしていた。
この頃良く当たる天気予報は3日の6時までには雨が上る見込み。神戸や高岡、川合、桃園さん辺りなら全然大丈夫だろう、と思うがその他の2,3の会場はすでに昨日の朝までの雨で、困難な状況だった。
他の会場も当ってはいるが、神戸の様な水はけの良いグランドはもう空いてはいない。

夕方近くに成っても上がる見込みも無く、予報通り朝までは降りそうなので、とても残念だが3日は中止にした。参加チームには連絡をし、神戸の役員の皆さんにも連絡して夜には集まってもらって段取りを調整して確認した。夜も強い雨で、これで強行するのは他の会場をお世話してもらっている皆さんに申し訳ない、よね。
何とかギリギリまで粘りたかったが、仕方が無い。これで良しとすれば気持ちも楽になる。

最近の天気予報は本当に正確だ。テレビの予報もスマフォの予報もパソコンの予報も殆ど同じで3日の6時頃まで雨。その後は回復して3時頃には晴れ間。昨日の夜からの雨も朝方も日中も天気予報そのままだった。朝のグランドはベース付近の水だけだし、神戸なら完璧に出来たんだけどね。今回は教訓にしよう。
時間が取れたお蔭で、空の出たチームの代わりも、Bの試合の段取りも、グランドの明日の準備も大体は出来ている。明日は皆さんが来てくれるのを待つだけだ。楽しみにしていよう。

午前の練習の中で、ノックをしてもらっていたが、どうも何人かは元気が伝わって来ない。途中からノックを代わって動きを見ていると、やっぱり同じだ。何でもっと一生懸命に成れない?声を出して気持ちを出せない?
6年生の空の有るポジションは5年生なら誰がやってもそんなに変わらない。試合に出たい、チャンスをつかみたいなら何で気持ちを出さない?僕なら声の出る、気持ちが伝わる子を使いたい。
皆にはその後にそんな話をした。いつも同じ事を言ってるんだけどね。。。

お昼からはフリーバッティング中心。ボールも投げながら皆の調子を見ていたが、5年生の打力、特に飛距離が伸びて来ているのを感じる。アツヤの押しも少し強くなって来た。ケイタもミユもスイングは荒いが、打球は強くなった。
バッティングはやっぱり沢山バットを振る事。普段でも少しずつでも欠かさず続けて欲しい。

シートバッティングではまずショウダイ、セイヤに調整登板。50球目安に投げさせたが、今日は2人共、コントロールがもう一つだった。ショウゴは練習ではいい伸びの有るボールが来るが、マウンドに立つとどうもカーブ回転が多い。沢山アップしてからの方が、ショウゴは良いようだ。
その後はアモン、フウジロウも。マウンドの後ろで見ているとフウジロウのボールの握りにもちょっと気に成った。指先のお腹にボールの縫い目が掛かっているかな?

キャッチはタカヤ、コフル、そしてアツシ。5年生のアツシは6年生よりも良く声が出る。それも内外野に良く伝わっている。バックネット裏で大会の準備をしながら、その声を聞いていると、大体どうなっているのか殆どが見なくても解る。普段、そんなに声も聞こえないミユも打球が上がると声が聞こえる。
一番大事なのはこれがゲームの中で普通に出来るかだ。でも確かなのは練習で出来ない物が試合で出来る訳がないよね。
間違っていても良いから大きな、意味のある、指示出来る声を出そう!!

今日は午後からは本当にいい天気。明日のグランド準備も大体は出来た。
明日の大会がとても楽しみだ。明日も早く起きよう!!