2011年4月22日金曜日

仙台

 仙台へ行って来ました。
大震災の影響で水曜から帰休日を取ったので、仕事を片付けてからその夜に車で出かけた。
津から湾岸、中央道、北陸道、そして新潟から仙台へ。東京を通らずに1本で来れる。ちょっとと大回りだけど、これなら割引も着くし土日なら1000円で来れるハズ。
平日は深夜割引で8000円ちょっとだった。夜10時過ぎに出て、少しの休憩を1時間おきぐらいに取りながら仙台のインターは11時頃。途中仮眠もしたけどスムーズに来れた。
これなら遠いようで近い。学生の頃にバイクで来た時は高速も使ってないし、丸2日走り続けた記憶がある。約850キロ。青森へはあと350キロ。山形へも高速がある。また北海道も行きたいなあ。

 目的は時間も無いしボランティアは出来ないけど、実際にこの目で見てみたかった事。
インターからまず青葉城跡を目指したが、ここはがけ崩れなどで入れず。
市内に入ると仙台も高層ビルも沢山あるし良く整備されたキレイな街だ。
地震の影響は市内ではもうほとんど感じる事は無く、一部にシートをかけたビルが有るぐらいだった。
 けど、海岸に近づくとその爪あとが。。。テレビで見た記憶のあるところも。沢山の残骸やさかさまになった車が放置されたそのそばで商店やガソリンスタンド、車の販売店などが営業を始めていた。誰の物かも解らない車や残骸はまだ片付けるのに法的な問題があるのか、処理する人出も場所の問題も有るのだろう。
 でも残骸の側で皆が出て片付けながら営業している光景を見ると、勝手な傍観者からすると表向きの復興は早いと感じる。
 けれど、その先の住宅街は悲惨だ・・・。あれを見ると心が折れてしまう。被災した人達の気持ちを考えると、とてもシャッターを押す気にはなれない。沢山の人達が無くなっているし、お金も、気持ちも・・・大変な道のりだ。
松島の堤防も破壊され松林が根こそぎ倒れている。想像をはるかに超える自然の力だ。


仙台榴岡公園の満開の桜

 もう見るのはやめて、少し早めに市内に戻ったが、どこもホテルは震災需要で満室続き。でもスマートフォンが有ると探す事は容易だし、地図も見れる。ホントに便利だ。ちなみに会社のメールもチェック出来る。
 チェックインして、お風呂につかってから市内を歩いてみた。
街中はも震災の影響なんて、知らない人が見たら全く解らないだろう。それぐらいの賑わいだ。ガンバロウ東北!の登りは沢山あるが、満開の沢山の桜並木の公園で、多くの人達が、楽しそうに花見をし、沢山の子供達が遊んでいる姿は、あの海岸沿いの状況とは別世界だ。

 暫く散策して土曜の朝までに帰ろう

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